「性教育」という言葉を聞いて、少し身構えてしまう保護者の方は少なくないでしょう。日本では、性について話すことがタブー視される文化が長く続いてきたため、そのように感じるのは自然なことです。 しかし、現代社会では、インターネットの普及やSNSの発展により、子どもたちが性に触れる機会は以前にも増して増えています。私たち大人が思う以上に、子どもたちはさまざまな情報にさらされています。こうした状況下で、子どもが「加害者」にも「被害者」にもなり得るリスクが存在しているのです。 性教育は「守る力」を育むためのもの 性教 ...